基礎トレーニング編

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今回は2本マレットの基礎トレーニング編!!

ということで、楽譜を書いてみましたよっ!

どんなことをやっていくのか、紹介して行きたいと思います♪

ウォーミングアップ

そもそもマリンバを演奏する上で、ウォーミングアップさせてあげなければならない体の部位がいくつかあります

腕だけじゃないの?と思う方もたくさんいると思いますが、

下半身はもとより目、耳と鍛えていかなければならないところがあります。

なので、まずは意識しやすい腕・下半身のトレーニングから行きましょう

腕メイン+下半身のトレーニング

同じ音を何回も弾く練習は、難易度が割合に低いので

下のような例題から練習していくことがオススメです。↓

練習課題1

基礎トレ1

1回目右手から交互に登って下って

2回目左手から交互に登って下って

これをまず練習してみましょう♪

注意ポイント
  • 練習するときはメトロノームを使って行きましょう。(テンポの目安は♩=60から徐々に速くしていくようにします。
  • スピードアップするに従って手首の高さも固定していく。
  • どちらの手順で演奏するときも左手を前に構えてハの字を忘れない
  • 肘の高さが上下しないように気をつける
  • 肩に力が入らないように肩を落とす
  • 演奏している鍵盤の目の前におへそが来るように移動しながら演奏する。(芯を取る)

目のトレーニング・下半身のウォーミングアップ

ここからは、左右に体の位置を動かす下半身の動きが入ってきます

マリンバは鍵盤自体が広いので、必然的に単純に音階を打つだけでも左右に動かなければなりません

このトレーニングは、同じ音を2回以上弾くことがほとんどないので、事前に自分が演奏する鍵盤をしっかり黙視しなければなりません

よって目・下半身で移動の感覚もしっかり押さえていきましょう!!

練習課題2

基礎トレ2

ここからは難しくなりますね。

手順は一通りです。必ず、左手から演奏していきましょう

後半の最後の手順が左手になっていますが、後半冒頭の手順は左手のままで演奏するのでこの課題では、左手を連続して演奏する「ダブル」の奏法が出てきます!!

注意ポイント
テンポは、♩=100から練習していきましょう。
楽譜に書かれている:は、繰り返し記号(リピート記号)です。文字通り繰り返さなければならないので、このタイミングで覚えていきましょう。(前半2回・後半2回)
前半は基本的に隣同士の音を演奏していくので、右手が左手の進路を妨害しないようにしっかり準備をするタイミングで腕を持ち上げましょう
後半は決まった3つの音(ドミソ)しか演奏しませんが、演奏する場所を迅速かつ的確に見ることができないといけません。白鍵盤しか演奏しませんが、絶えず演奏するときは黒鍵盤も視野に入っているようにしましょう。

※この練習方法は、今回は#(シャープ)♭(フラット)などの黒鍵盤を演奏しない簡単な調で練習していきますが、ゆくゆく黒鍵盤が出てくる調の紹介もしていきます。

説明は楽譜の読み方の中で「調性について」の回を設けていきます。

そちらで詳しく触れていきますね!!

総合的なトレーニング

次は、隣同士の音を演奏していくことに特化したトレーニングです。

練習課題の2も難しいですが、次は個人的に最難関です

マリンバは他の楽器では簡単に演奏できるはずの、真横に存在する音を演奏することが

とても難しいです

絶えず左手右手が進路を妨害してしまうような位置にあるからなんですね。

練習課題2でも注意ポイントがありましたが、準備→打つの繰り返しをしっかり意識していきましょう♪

練習課題3

基礎トレ3

注意ポイント
テンポは♩=100から練習していきましょう。
手順はまず左手から!慣れてきたら右手からも練習してみましょう♪
左右の移動スピードが今日の課題の中では最速です。おへそを追跡させることを忘れないようにしましょう。
次の小節に演奏する位置を見失わないように、目星をつけるという目のトレーニングも含まれているので、目の使い方にも意識していきましょう。

今日のまとめ

ご自宅に楽器がある方は、是非トライしてみてください!

それぞれに難しさがあるのですが、まずは一歩ずつ、着実に進んでいきましょう。

焦りは禁物です。

1回で習得しようとせずに、長い期間をかけて勉強してみてください♪

次回はお約束通り、トレモロの練習回です。

16分音符の練習を怠らないようにしてくださいね!!

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マリンバレッスン初級編
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