マリンバって何?
そもそもご存知ない方が大勢の僕たちの楽器【マリンバ】。
アフリカ生まれの民族打楽器です。
マリンバの歴史
昔々の紀元前には、すでにマリンバの祖先となる楽器は存在していたようです。
当時は音階の概念も現代とは違うので音程の違う木を使った作りの簡単な楽器だったそうです。
ゆえに世界各地で似たような形の楽器が作られていて、それらがその土地ごとで独自に進化発展したそうです。
形は木琴として僕たちが親しんでいる【シロフォン】に似た楽器です。
シロフォンとの決定的な違いはサイズ。
木琴の仲間なので鍵盤は木でできていて形も似ているのですが、とにかくデカイ!これがマリンバの特徴の一つです。
アフリカ語圏の言葉でマ=「多くの」リンバ=「木の棒」でマリンバの祖先として生まれた儀式用の楽器である、とか
「マリンバ」という名前の女神が昔いたそうな、とか
詳しい資料がほとんど残っていないのが現状で、今日【マリンバ】
として統合されている直接的な楽器の祖先はなんなのか、
実は伝記が残っているばかりで信憑性の高い文献などの資料があまり残っていません。
現代では、音楽大学でも専門の科があるぐらい本格的・
かつ専門的に研究がなされていますが、
今日の【マリンバ】の形に統一されてからは、まだ100年ちょっとしか経っておらず、楽器としては割と新しいものなんです。
楽器紹介
木の枠組みに金属を使った共鳴管が付き5octクラスのマリンバは
メーカーに関わらず軽く100kgを超えてきます。
横幅は2.5m以上と存在感はすごく、共鳴管で増長された木の音色は
深みが増してとても良い音色です。
近年ではメディアにも顔を出すようになったマリンバ。
注目が集まってきています。
楽器選び
マイナーな楽器と言いつつも、やはりメーカーさんが少数精鋭で素晴らしい楽器を製作してくださっています。
値段はグレードによって同じサイズでも変わってきますが、練習用なのか、コンサート用なのかなど用途に合わせてご自分にとって最適な楽器選びをしていきましょう♪
サイズが様々
マリンバの知名度が伸び悩む原因に大きさの統合が図れていない
難しい問題があります。
教育機関に一般的なサイズとして普及している4oct.(オクターヴ)から
5oct.を超える巨大なものまで。
一体どれを購入するべきなのかわかりません!!
というお問い合わせが後を絶ちません。。
これに関してはブログ内で解決していきます。
簡単に買える金額でないが故に、慎重に選ぶ必要もあります。
ここでは簡単に、
4octマリンバ:初級〜中上級者(2本バチの場合)
中間サイズのマリンバ:中上級者(4本バチ)※あまりオススメしません
5octマリンバ:全マリンバ奏者の要求にコミット
演奏習得のための準備
楽器を購入するところまでの流れはもちろん難しくはありませんが、
- 置くところがない
- 防音しないと練習できない
この問題がいちばんの問題になるでしょう。
ブログ内でも触れていきますが、まずは
楽器はレッスン会場のものを使うとして↓
マレット選び
マリンバのレッスンで唯一お金がかかる可能性といえば、このマレット(バチ)です。
当マリンバ教室では貸し出しもしておりますが、
- ゆくゆくマイマレットを持ちたい!
- 吹奏楽で使いたい!
など、楽器に比べれば安価なのでこちらは揃えても良いかもしれませんね。
初心者の方には軽いマレット、中上級者には重みのあるマレットも!
というように進み具合でオススメも変わります。
マリンバ教室
マリンバ教室は、看板を掲げていない教室も含めて全国に相当数の教室があります。
中には企業の展開している音楽教室もありますし、僕のように幼稚園の中にある習い事教室で触れ合ったり。そして個人のお教室も当然あります。
どこで習えばいいの?
これが難しい。
まずはご近所のエリアのお教室が、マリンバ教室を開催しているか調べてみましょう。
それでも見つからなかったらエリアを広げてみたり、
マリンバ奏者のブログやサイトを見るのも良いかもしれません。
マリンバの常設スタジオを探すのも有効です。
実は全国に先生がいる!!
さっきの記述と矛盾しているかもしれませんが、これは事実です。
今この瞬間も講師の質は置いておいて、生徒を募集し続けている講師はたくさんいます。
ただ、広告を出していなかったり、ネットの検索争いに負けてしまって検索結果に出てこないことが原因で見つけることができないだけなのです。
根気やタイミングがいる作業かもしれませんが、良い先生と出会えるために時間を使ってみてください♪