こんにちは!
さて、今回も前回の記事に引き続き音大生の方達のための
在学のススメ。
前回は、プロフィールを構築していく中で実績の積み方についてお話ししましたが、
今回はオーディションをテーマに僕が実際に見聞きした話とともに綴っていきます。
オーディション
一般的ですが、これは有効ですね。
なぜなら、攻略難易度が高いので見返りも当然ある
という事です。
音楽の仕事ってなんだかんだ、ペーパー上で選ばれる事がまだまだあります。
だいたい一次審査って、書類選考なんて古風なことを未だにやります。
だからこそ、肩書きというコンテンツを整えるのも準備として妥当です。
オーディションの種類
オーケストラ、バンドなどで欠員が出たタイミングで公募されるオーディション。
今は、定期開催される新人発掘系のオーディションもあります。
各企業のイベントでも出演者のオーディションも、ままあります。
しかもお金をもらえる・またはハクに繋がる仕事になりやすいです。(全てではありません)
ただし、怪しいものもあるので、情報の取捨選択が大事です。
しかも難しいのは実力もそうですけど、タイミングやコネクションも当然大事です。(良いことばかりじゃありませんけど)
これは運みたいな感じに取られることもありますが、いつでもチャンスを掴めるように
自分の状態を整えておく事が何よりも大事
です。
オーケストラのオーディションを例に少し話していきましょう。
準備1
受けたいオーケストラのオーディションを受けれるように
- 練習場所の確保(打楽器奏者の場合には死活問題)
- 死に物狂いの練習
- オーケストラスタディ
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これは当たり前ですね。
準備2
先輩、先生方に相談する一環として内部の情報をつかむこともさらに重要です。
例えば
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- 出身校の卒業生が多く在籍しているかどうか
- 師事している先生から推薦してもらえるような現場なのか
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逆に、自分にとって有利な団はどこなのか考える必要はありますよね!
一般的に有名オーケストラのオーディションに受けるためには、そもそも別の準備があります。
準備3
超有名どころのケース(プロオケ)になると、これをなくしてオーディションに受かることはほとんど聞いた事がありません。
これ、ずるいよって話も聞くんですけど、雇用する側としては当たり前なんですね。
本番(コンサート)に乗る団員を瞬間的なオーディションだけで判断するということは難しいのです。
例えば同じ腕前の二人がいたとして、
一人は日頃から公演の欠員が出た際にエキストラとして出演経験がある演者とそうでない演者に甲乙をつけるとなった時にどちらが有利かは比べるべくもありません。
何処の馬の骨ともわからないものにうちの団員になってもらうわけにはいきません。
と雇用側は考えるのもわからなくはありません。
オーディションはあくまで平等にという言葉の本質は捉えておきましょう。
確かに、そのオーディションの1日だけは100歩譲って平等かもしれません
が、
その前の準備の仕方がそもそも違えば、
出来レース化してしまうオーディションなんてごまんとあるんです。
でも、それこそが攻略の糸口になり得るということですね。
なので、演奏がうまいことは当たり前でなければならないことは前提として、さらに自分を様々な場所に向かってアピールすることに繋げ、まずは何をおいても演奏の良さや自分自身の名前を売りましょう。
目標が決まった瞬間、それ以降1秒1秒がオーディションのために蓄積されている時間なのです。
大事なこと・まとめ
オーディションについてお話ししてきましたが、
大事なことはオーディションのあり方や方針にケチをつけることではなく、依怙贔屓があることは前提として、自分がその依怙贔屓される対象として選ばれるような過ごし方をする。
これですね!
何もしないで選ばれている人なんていないのです。
傾向を抑えてしっかり対策をとることにフォーカスして虎視眈々とチャンスを伺って自分のために力を蓄えさせましょう!!
次回はコンクール編です。
乞うご期待!!
コメント
[…] 次回は、オーディションに焦点を絞って […]
[…] 前回の記事に引き続き、在学中に取り込むべき […]