こんにちは!
今回は前回の楽譜の読み方2(音程編)に引き続き
リズムをテーマにお話をしていきます。
リズムが理解できて初めてこれを実際にどうやって演奏するか、というお話になります。
そのことは手順の回と合わせて解説していきますので、今後のお話になります。
(マリンバを演奏するのにこれも重要なポイントにもなります。)
リズム
やっと音楽っぽくなってきましたね!
リズム=音符の組み合わせによって生み出されるもの。
です。なので今回は音程は一定にして例とともに説明していきますよ!
拍子記号・音符の復習
復習も忘れない。
拍子記号とは、1小節の中に何分音符が何拍入りますよ。
というルールのことでしたね。
4/4の場合には、1小節の中に4分音符が4つ入るとなります。
言い換えれば、1小節の中が4拍であればどんな音符が入っていても良い!
という自由になるわけです。
テンポ(BPM)
これについても前回少し触れましたが、
どれぐらいの速さで演奏するのか前提として曲の冒頭、また曲間に配置される記号です。
♩=100の場合には1分間に4分音符を100回叩けるスピード(BPM=100)となります。
※メトロノームは練習する上で絶対に外せないものなので、購入するか端末にアプリを落としておきましょう♪
小節内の音符の組み合わせ
ここからが1小節、または1拍の中の音符の組み合わせコーナーです。
今回は
- 4分音符、4分休符
- 8分音符(2つで1拍)
- 16分音符(4つで1拍)
- 8分音符と16分音符の混合リズム(これ難しい)
このあたりまで押さえましょう!
簡単な楽譜を用意してみましたので、楽譜を読んでいきましょう。
4分音符・休符を読むとき
擬音語をつけて読むとイメージがしやすいです。
1段目は「タン タン タン タン」
2段目は「タン ウン タン ウン」
これがオーソドックスだと思いますが、なんでもいいです。
休符
さらっと出てきましたが、休符。※例に出てきたのは4分音符です。
全休符、2分休符、4分休符、8分休符、16分休符
というようにこれまでに説明してきた音符は動く記号、
それに対して休む記号というように、これは全ての音符と表裏一体に存在します。
8分音符16分音符読むとき
「タ」で統一しましょう。
一緒じゃわからないじゃん!!となった場合には簡単です。
1拍を埋めてみるとわかりやすい。
- 8分音符は「タタ」
- 16分音符は「タタタタ」
となります。
1拍の中に2回「タ」を入れるか4回入れるかでスピード感が変わります。
8分音符>16分音符ということもわかりますね。(数字に騙されないように)
練習問題
では、3段目と4段目を擬音化して読んでみましょう。
(答えは今日のまとめに)
よく使われる組み合わせ音符の紹介
音符の概念は数字と密接な関わりがあります。
学校で割り算を習得すると感覚だけではなく、理論もわかっていきます。
次は応用編。
1拍の中に8分音符と16分音符が混ざっている複雑なリズムの登場です。
厄介な奴らが出てきました。
僕は最初の頃、理解できずに泣きをみました、、。
これらの音符達は見慣れない3つのグループになっていますが
1拍のルールを全て守っています。
ここで考えたいのは
- 16分音符が2つで8分音符になるということ
- 8分音符は16分音符2つ分になること
です。
上の2つを例にとってみると、両方とも基盤になっているのは
8分音符が2つくっついているこの形↓
です。
※8分音符と16分音符の違いをわかりやすくするために「ー」をつけて区別しています。
で、最後。三段目は特に厄介です。
真ん中に8分音符でサイドを16分音符に固められています。
ここではまず、16分音符4つで1拍のこの形を思い出しましょう。↓
この真ん中2つの16分音符を8分音符一つに変えていると考えます。
するとリズムは「タタータ」となります。
これが1拍の中に入ってくるわけです。
今日のまとめ
いかがでしたか?
実際に音を出していないのでイメージは湧きづらいとは思いますが、
声に出してみたりして有効活用してください♪
次回は、1拍の中に奇数個の音が均等に入る音符の紹介です。
休符の解説も詳しくやっていなかったのでこちらにも触れていきたいと思います。
答え
3段目「タン タタ タタ タン」
4段目「タタ タタタタ タタ タタタタ」
ではまた次回!!
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