今回も前回に引き続き、パーフェクト・フォーム構築の2回目。
前回は【目】が及ぼすフォームの乱れと譜面台の関係性についてお話ししていきましたが、今回は筋肉量のバランスの観点から【猫背にならないためのトレーニング】を紹介していきたいと思います♪
マリンバの演奏に直接必要な練習には思えない内容かもしれませんが、自宅待機中の運動不足にも有効です♪
是非、取り組んでみてください♪
猫背の原因
身体の歪みが、、とかそんな話ももちろんあるのですが、それは専門外なので専門家の方の意見を求めてくださいwww
ここでは、大胸筋・腹筋と背筋のバランスの良くして、まっすぐ構えるために必要なトレーニングを紹介していきたいと思います。
猫背の原因に
- 胸より上の重さを腹筋が支えきれていないこと
- 背筋が上半身を起こした状態を保てていないこと
が考えられます。
腹筋が屈強すぎて重心が後ろに言ってしまう方の例は僕自身も聞いたことがないので、反りがある方の例は、【骨盤】の回を作って紹介していきたいと思います♪
理想的な筋肉バランスとトレーニング方法
まず大胸筋:腹筋:背筋のバランスは
1(大胸筋):1(腹筋):2(背筋)
が理想です。
要は表側の筋肉量と裏側の筋肉量が均等であれば、背中が丸まってしまうリスクを最大限軽減できるということです。
それぞれの筋肉がフルパフォーマンスしてくれるように、筋肉への意識も忘れずにトレーニングすることを強く!!オススメします♪
大胸筋
猫背になってしまうと、胸が丸まってしまいます。
大胸筋は胸を張ってあげるために必要な、姿勢を保つ筋肉でもあります。(巻き肩の改善にも役立ちます)
押す力は基本的に胸筋が腕と連動します。トレーニングは上腕三頭筋と併せてできるので、とっても効率的です↓
胸筋トレーニング
腕立て伏せ(プッシュアップ)の中でも手をつく位置を広く取る方法の
うつ伏せになる
肩幅の1.5倍程度に手を広げて床につく(肩と平行に)
体がまっすぐになっていることを確認し、床を押すような感覚で体を持ち上げる
顔は正面を向くように、戻すときは床に顎を近づける感覚
効果がある筋肉:大胸筋・上腕三頭筋
10回×3セット(女性で大変な方は膝をついも効果があります♪)
腹筋(特に腹筋下部)
この腹筋が胸筋の重みや上半身の重みに耐えるための働きをしています。
歩くとき、走る時立ち止まっている時、全てにおいての動きのバランスを保つために使われます。
特に腹筋の中でもお尻の穴を締める時に感じることのできる下腹部の筋肉が重要です。
少し変わったトレーニングを紹介していきます↓
腹筋トレーニング
膝を立てて仰向けに寝る
膝と床の角度を90度に保ったまま持ち上げる
両手は耳の後ろで頭を支えるように
両足は自転車を漕ぐように動かす
近づいてくる膝と逆側の肘をくっつけるように動かす
左右各10回×3セット
そして、体幹トレーニングと併せて鍛えていきましょう♪
・プランク
も30秒姿勢をキープ♪
背筋
一口に背筋と言っても、背筋には3つの筋肉があり、上から僧帽筋・広背筋・脊柱起立筋があります。(忘れて良いです)
ここでは、脊柱起立筋を中心に紹介していきます。
背骨に沿って存在する筋肉で、上半身を起こしたままキープしてくれたり、状態を後ろに引っ張ったりする時に活躍する筋肉です。
上腕二頭筋や三角筋とも連動することが多いので同時にトレーニングすることが可能ですが、今回は背筋だけのトレーニングを紹介していきます↓
背筋トレーニング
うつ伏せに寝る
両手は耳の後ろで頭を支えるように
両足につま先が床についていることを確認する
正面を向きながら上体を起こす
背中を意識して上体を持ち上げるときに息を吐く
床に戻しながら息を吸う
10回×3セット
注意
トレーニングは、必ずストレッチをしてから取り組みましょう♪
マリンバを演奏するのに、大きな筋肉はいりません。
よってトレーニングは自重トレーニングが最適。
加重トレーニングは必要ないので道具を使わないようにトレーニングしていきましょう♪
特に腹筋・背筋は急激に負担をかけたり、勢いがついてしまうと【腰痛】を引き起こしてしまう原因になります。
いきなり理想の形を目指さずに可動域を少しずつ増やしていきましょう♪
メリット
今回紹介した筋力トレーニングは姿勢に直接干渉する部位ばかりのものです。
マレットなんて軽いから必要ないでしょ?
なんて思われるかもしれませんが、そもそも体を支えてくれる下半身に対して上半身のブレを最大限軽減させる事が大事であり、今回紹介した3つの大きな筋肉のトレーニングは必要不可欠です。
大きな筋肉を鍛えることによって、猫背の改善だけではなく、【新陳代謝の向上】【腰痛改善】【背中の疲れ】【肩こり】などにも効果があります。(ダイエットにもぴったり)
まとめ
いかがでしたか?
準備運動やストレッチと合わせて、ちょっとした時間にトレーニングをしてみてください♪
運動不足は自宅でも十分に解消できます。
明日からやろうと思わずに、今日から是非トライしてみてくださいね!
次回は下半身編です♪
では!!
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