【誰でも触診できる!】腕の筋肉の使い方と感じ方

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はい、今日はタイトルの通りマリンバを演奏する上での腕の筋肉に焦点を当ててお話ししていきたいと思います♪

皆さんは演奏している時、または練習している時に思い通りに体を動かせていますか?

日常的に自分の体の動かし方について考える方って実はあんまりいないんじゃないかなと思います。

特によく使う腕は、一々どうやって動かしているのか?なんて考えませんよね。

今日はマリンバを演奏するときのフォームを元にどこの筋肉を使っているのか解説していきたいと思います。

これで、自分の体と対話することができるようになっていくと、必ず演奏に良い影響を与えることができるようになっていくので、長い付き合いにはなると思いますが、

現状の自分の演奏に満足してない!!

なんて方は是非!!一緒に勉強していきましょう♪

重要な4つの腕の筋肉

前回、マレットを握る際に必ず使う前腕筋(浅指屈筋)については少しだけお話をしましたが、今日は結構一般的な筋肉の紹介です。

  • 前腕筋(白)
  • 上腕二頭筋(紫)・上腕三頭筋(青)
  • 三角筋(赤)

 

ね?誰でも知っていますよね?(一緒にするな)

冗談です。

もしかしたら聞いたこともあるかもしれませんが、ここも解説していきましょう♪

前腕筋

これは前回の記述と重複してしまいますが、肘から手首までにある筋肉。

手首を動かすと100%連動する筋肉で、細かい動きを司るものからバランスを保つための筋肉まで、細かく分類すると30個近い筋肉が集まっています。

マレットを握ったまま離さないようにしたり、連続して手首を返したりするときに使われる筋肉です。

この筋肉が最重要ポイント。

マリンバを演奏する上で最も細かい動きと、持久力が求められる部位ですね!

上腕二頭筋

これ力こぶなんて呼ばれるところですね。

肘から肩にかけてある内側の筋肉組織です。

ものを持ったりするときには必ず使います。

肘を固定してマレットを持ち上げて演奏する流れの中で、腕やマレットを支える力はこの上腕二頭筋が大活躍しています。

ここもトレーニングが必要な部分です。

実践ポイント

どちらかの手でマレットを持ってエアーでも実際に弾いてでも良いので、マレットを実際に演奏しているように上下に動かしてみてください♪

その際に空いているどちらか一方の手で肘の裏あたりを触ってみてください。(速く動かしてみると感じやすいかもしれません)

マレットが速く動けば速く動くほどこの筋肉には負担がかかります。

上腕三頭筋

これは力こぶの裏側の筋肉です。

補足的な紹介にはなりますが、プッシュするときに使う筋肉です。

先ほどの上腕二頭筋はマレットを持ち上げる筋肉。

それに対して上腕三頭筋はプッシュする筋肉、すなわちマレットを下ろす力になるわけです。

ただ、これに関しては重力を利用した脱力の観点から言うとさほど重要な部位ではありません。

むしろここで重要なのは、表裏で支え合っている筋肉が存在するのでセットで使われていることを感じていただければ良いです♪

三角筋

肩の筋肉で、肩から腕にかけて付いている筋肉です。

片方の腕を前に伸ばした状態で上下に運動してみてください。

そして先ほどと同じようにもう一方の手で肩を触ってみてください。

すると肩周りの筋肉が硬くなっているのがわかりますよね?

マリンバで演奏する時で言うと肘を上下する際に使う筋肉です。

これもマリンバで大きな音量で演奏する際に使われる筋肉なので使用頻度も高いです。

演奏との関係性

腕の動かし方によって連動する筋肉の数や筋量が変わってきます。

それに大きく関わるのが、音量です。

また単純に腕を太くしようとかそんなことではなく、

どこを使っているか意識することで、フォームの改善に大きく役立てることができる

ので、各筋肉を鍛えてあげることによって体への意識をよりむけやすい体にしていきましょう♪

打つ⇄準備

この関連性の中で上記の筋肉を使う部位が増えれば増えるほど腕は大きくスイングすることになります。

よって下記のようなことがわかってきます。

ポイント

速く動かすリズムやトレモロの際にメインで使われる筋肉(小さい音量を出す場合も含む)→前腕筋

緩やか〜中くらいの速さのリズムや肘から先を使う場合→上腕二頭筋・三頭筋

大きな音を緩やかなリズムで出す場合(肘の位置が上下する)→三角筋・上腕二頭筋三頭筋・前腕筋

上記では、使う筋肉の多い部位から紹介しています。

ここに腕の運動の中で動かす部位が増えれば増えるほど、全てが該当するわけではありませんが、感覚として音量は徐々に大きくなりスピードは緩やかになっていきます。

ただし速いリズムで演奏しなければならない場合にも音量を大きく出さなければならないことも当然ありますので、腕の重さに加え、打つためのスピードや圧をかけて音量をコントロールすることも必要になってきます。

強弱の数値化

強弱と一口に言っても表現する方法はごまんとあります。

同じp(ピアノ)という強弱記号でも、消え入りそうな儚げな音色もあれば

大きな音が遠鳴りしているようなpもあります。

ここでは、耳で確認できる音量の数値化というところで話を進めていきたいと思います。

以前紹介した記事の中でもこの強弱記号の数値化に近いお話をしていきますが、

目分量で強弱をつけるのではなく、使う腕の筋肉を制限してあげることによっても

音量のコントロールは十分できます。

これ、もし楽器が手元にある方は実践してみてください↓

  • 手首の高さを固定してだけを使って小さな音を出す
  • 肘の位置を固定して肘から先を動かして音を出す
  • 肩が上下するように肘の高さを変えて音を出す

これに慣れてくると、それぞれの筋肉を感じていくことが徐々にできるようになり、それに伴いコントロールできる領分も増えていきます。

まとめ

はい、今回はここまででしたが、いかがでしたか?

今回は腕だけをテーマに絞っていきましたが、それを支える上半身の筋肉や下半身の筋肉も含めて広くとら使っていきたいと思いますので、

今後のテーマを乞うご期待!!

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体の使い方
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