今回は、レッスンをしている中で
自分で練習していてもなかなか曲が繋がらない!!
という声を何度も聞いている内に共通点があることに気づいたので、紹介していきます♪
今回は、
練習方法の改善にも繋がっていくことなので、今一度練習内容を確認するためにも、是非読んでみてくださいね!!
演奏できない箇所の特定
まず、暗譜を前提に譜面を読んでいく過程、また練習していく過程で、弾けるフレーズ、弾けないフレーズが出てくると思います。
そうなった時に、個別に弾けないフレーズを練習していくと思うのですが、それだけでは曲が弾けないことがありませんか?
そう、実は楽譜の各小節を弾けるからと言って、楽譜全体を通して演奏できるか?
と聞かれると結論から言って、
そうではありません。
ノーミスで演奏することは、当然心がけるべきことなのですが、それ以前に曲を通せるか否かも重要です。
間違える度に止まりながら練習するのも良いかもしれませんが、
いざ、
曲を最初から最後まで通そう!!
と思ったときに、止まり癖がついてしまうリスクを考えると、僕自身はあまりオススメしません。
必ず部分練習と通す練習は、分けて行いましょう♪
具体例
ここからは実際に楽譜を例にとって、解説していきたいと思います♪
今まで寄せていただいたメッセージや、レッスンの生徒さんの大部分が抱える問題が次の2点。
- 錯覚を起こしてしまって、小節同士を連結しづらい部分
- テクニック上の問題を抱えた小節とその前後の小節の連結
まず、前者の錯覚を起こしやすい部分というのが、小節の段の切り替え部分です。
楽譜でいうと、上の斜め矢印の部分ですね。
譜読みをするのに、1段ずつキリよく読んでいこうとすると、案外繋がりづらいところがここのポイントです。
段が変わるときは要注意と覚えておきましょう♪(実際に僕のレッスンの生徒さんも切り替え部分で止まってしまうことが多いです)
解決策としては、
この楽譜上の3,4小節、同じく7,8・11,12・15,16小節目の各2小節を続けて練習すること
です。
これをするだけで、つまづいてしまうリスクをかなり軽減できるでしょう♪
後者は、楽譜下部の赤丸、矢印の部分です。
例えば、テクニック的な問題を赤丸で抱えた場合、この2小節を練習するのは、当たり前のように皆さんもするでしょう。
ですが、よしんばこの問題を解決できたとしても、先ほど言った通り、前後の小節と繋がる保証はどこにもありません。
練習の順序としては、
問題の2小節を練習する
↓
赤矢印に該当する前の小節と繋げて練習する
↓
下の段の1小節目と繋げて練習する
という風に前後の2小節も必ず練習するようにしましょう♪
まとめ
今回は練習方法について解説してみましたが、いかがでしたか?
これは、僕自身を含めてそうなのですが、全体的に曲が弾けるようになると、なんとなく1曲を通して練習しがちです。
弾けない箇所を特定するにも、上記のこの練習は重要なのですが、見つけたらそのままにしないで、しっかり工事・修復していきましょう♪
弾けない場合の解決策としては、
- 1.問題を抱えている小節を特定する
- 2.その箇所だけの練習をする
- 3.前後の小節と連結して練習をする
という練習方法を導入する事です♪
もし現在、行き詰まっている人は是非!!実践してみてください♪
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