【これをやったらうまくなれない】マリンバ入門編

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タイトルにもありますが、今回は!!

独学で、ある程度マリンバや打楽器のお勉強をしてしまった人たちに

これだけ直したらうまくなれる方法

をお伝えしていきます♪

以前にもお伝えしたことがありますが、打楽器って音を出すこと自体がとても簡単なので(と思われてしまうので)基礎が重要視されることがはっきり言って少ないです。(逆に求めないといけない重要なポイントでもあります)

基礎が大事だ】という言葉だけが一人歩きしてしまって、基礎練習を効果的にできないまま吹奏楽部の中で口伝的に先輩から教えてもらってしまったり、

音楽的に考えよう】と助言をもらうだけで細かいテクニックを教えてもらえなかったり。

逆に言ってしまうと、【音色作り】に時間をかけないまま、なんとなく弾けるようになってしまう人が1番多い楽器なのではないでしょうか

なんとなく曲が弾けるようになって本番で演奏したりすると、音色作り云々よりも楽譜を読むことに時間をかけたくなってしまうのは、誰でも同じです。

そこまで来てしまうと、基本に立ち戻って練習しよう!!と思い直すタイミングが

あなたが問題を抱えた時】になってしまいます。

長い年月をかけて癖のついてしまったテクニックを一新することはとても大変なので、音色作りと実践練習を区別する習慣をつけていきましょう♪

マリンバの音色を良くするために

まず、マリンバは以前の記事でも紹介しているように、自然減衰する楽器です。

演奏した後に鍵盤自体がパイプの力を借りながら、余韻を残します。振動を続けるということ

それを前提に考えると、鍵盤が振動している時にマレットが触れると、結果的にミュート効果が働いてしまいます

デッド・ストローク】という考え方があるように、

ミュートされた音=音が死んでしまっているという公式

が出来上がってしまう。(それに関してはこちらの記事で

これを改善していく方法論=解決策になると考えましょう♪

要は、

音を出した後の処理に問題がある

と考えられるわけです。

よくある悪い演奏法

これ僕は【ベタベタ奏法】と名付けているのですが、

演奏方法自体に悩みを抱えている人達の中に結構見受けられるものです。

※今回の記事は、前回の記事のテクニックの補足的な回なのでトレーニング方法はそちらの記事で確認してみてください♪(瞬間的に解決するはず)

 

ということで、答え(解決策)です↓

マレットが鍵盤に触っている時間を究極まで削る

 

マレットが鍵盤に対して触っている時間が長い

ミュートしてしまっている瞬間がある

鈍い音がする=音の飛びが悪い or 余韻が短い

よって、テクニックの要素としては、音域によってアプローチの仕方が変わるのですが、アップストロークの要素が必要となってくるわけです。

問題点の見つけ方

先ほど紹介したのは、正にレッスンをする側の考え方のように思えるかもしれませんが、同時に個人練習をする時に目を光らせなければならないことでもあります

耳を頼りに結果的に出た音から分析する場合には、先ほどの探し方が有効ですが、

正直、主観で演奏している時にここまで細かく感覚神経を使うことは難しい!!

となると、目で探すことも当然大切で、しかも耳より情報収拾しやすいという利点があります

 

よくある間違え2

 

↑これ、何が悪いかわかりますか?

わかります!!

と、言ってくれる人は多いんですけど、
本当に無意識のうちにこんなポジション取ってしまっていませんか

人差し指がマレットの柄を押さえてしまっている

マレットのボールが下がって手首が上がっている可能性がある

マレットの浮力を人差し指が妨害し、鍵盤に触っている時間が伸びている可能性がある

よって、正しい持ち方ではありません

 

次は例を2つ。

ダメな例1

よくある間違え1

 

ダメな例2

よくある間違え3

 

どこが悪いかわかりますか?

例題1に関しては、わかりやすく人差し指を離しているのですが、例題2は一見悪くないように見えます

実はこの例題2の形は、トレモロや速いフレーズを演奏するのが苦手な人に多く見られる持ち方で、人差し指と親指に力が伝わりづらい持ち方です。

問題の根っこは、例題1も2も同じレベルになってしまいます。

例えば、ペンで字を書こう!!

となった時に指を離して書く人いませんよね?

実際にはいるかもしれないですけど、うまく書けないので持ち方を直されますよね?

例題2は、速いスピードで演奏される時にマレットの柄をしっかり支えることが想定できていないので、こんな持ち方になってしまうんです。

正確にいうと、この持ち方でも演奏できてしまうフレーズがあるので、問題として認識できないケースがあるんです。

まとめ

というように、今回は

〜できない!!

となってから問題解決に至るまでに考えなければならないことと、考え方のガイドもしてみました。

実際に演奏する時には、音楽的な要素も入ってくるので漠然とした部分も当然あるのですが、基本的には言葉で説明がつくことが大半です。(全て!!でなければいけませんねwww)

皆さんにも日々の練習に無駄が出ないように、是非自分のことを分析して、良い練習方法を探してください♪

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