【読むだけで見つかる!!あがり症対策】原因は呼吸の浅さ!?

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こんにちは!

今回は、演奏における【準備】の中でも、

前回の記事にもあった【呼吸】がテーマです♪

この呼吸には様々な方法があり、スポーツの分野でも呼吸法の導入は一般的なのですが、音楽の分野ではハッキリ言ってあまり普及していません

が!!

  • 集中力の持続
  • 演奏中の精神バランスを整える
  • 体の緊張・弛緩をコントロールする
  • シチュエーションによって体の使う部位に最大のパフォーマンスを発揮させる

など、正しく呼吸をしてあげるだけで、技術的問題すら解決することが可能です!!

あなたのパフォーマンスが飛躍的に向上します

 

今回の記事では【あがり症】について記述していきますが、

この【あがり症】にも、呼吸をすることによる解決方法があります

あがり症とは?
人前に立ったときに心臓がバクバクいったり、過度に緊張してしまう症状のこと。

また、今回は触れませんが演奏スキルと呼吸法の組み合わせも非常に重要です。

楽器演奏中の弾く動作に入る時の「準備」は主に腕を上げている状態を指すことが多いため、

なかなか呼吸と連動させることがないのですが、

この呼吸の仕方次第で、体の動かし方が変わってきます

よって、

次の出す音の音色に大きく影響が出る

というわけなんですね。

息を吸うタイミング・吐くタイミングは決まっているので、

こちらについても続編の記事で詳しく解説していきます♪

呼吸はなぜ重要?

日常生活の中で呼吸をしていない時間がないことから、重要なことはわかり切っているのですが

逆に呼吸が十分でないと脳機能の低下が起こることが、すでに専門研究機関で解明されています。

これには、呼吸をすることによって生まれる「セロトニン」という脳内物質(神経伝達物質)が大きく起因しています。

このセロトニンが欠乏すると、【不安症状】が起こります。

僕自身もプールに沈んで息を止めていたりすると、不思議な気持ちになったりするのですが、感覚的にはこれが近いでしょう。

もし、皆さんが演奏している最中、呼吸することを忘れている瞬間があったりすると、様々な要因で抱えてしまう【不安症状】を助長させてしまう可能性があります。

この【不安症状】は、正常な判断ができなくなったり、考えに疑いを持ったりと、演奏中に不必要な選択肢を与えてしまうことが多いです。

いわゆる注意散漫な状態を引き起こしてしまい、練習した力を発揮できなかったり、思いがけないところで止まってしまったり

呼吸により分泌される「セロトニン」には、

  • 感情や気分のコントロール
  • 精神を安定させる効果
  • 脳機能の向上

などがあり、リラックス効果や頭をスッキリさせる効果があります。

正に演奏をしている状況下の中で、必要不可欠な要素がここに含まれているのです!!

あがり症】の方の中にも、心的要因から呼吸が浅くなり、過度な緊張に結びついている人も多いのではないでしょうか?

あがってしまうこと」は、本来人間がその緊張下の中、最大のパフォーマンスを発揮できる様に起こる生理現象だとも言われているので、当たり前のことです。

この「あがっている」という自覚を持ち、受け止めることで「こわばり」を解いたり、心を開放する(リラックスする)ために何が必要なのか考えて実行してあげることこそが、【あがり症解決のための一歩になるでしょう♪

呼吸の種類

呼吸には、様々な種類があります。

鎖骨呼吸・肋間呼吸・腹式呼吸など、息を吸った際にどこが膨らむかで、自分が呼吸をする際に使っている呼吸法がわかります。

下では、マリンバの演奏時に必要な呼吸法の選定をするべく、特徴と実践の可否を記載していきます↓

鎖骨呼吸の場合には、肩が上がる可能性がある×(体に緊張を生み、取り込める空気量は少ない)

肋間呼吸の場合には胸が膨らむ×(体がのけぞっている人に多く、クローズボイシングのコードを取る時などの動きに制限を受ける)

腹式呼吸の場合にはお腹が膨らむ○(取り込める空気量が多い上に、姿勢が正されるのでボディバランスが良くなる)

腹式呼吸による深呼吸

これは主に、コンサートの前の集中力を高める時間に有効な手立てです。

交感神経の昂りを抑えて、自分自身をコントロールするのに不可欠な呼吸エクササイズなので、レッスンの前に待っている時間や、体に強張りを感じた際には是非!!

実践してください♪

  1. 体の力を抜いて息を吐き切り、リラックスしている状態でお腹(おへそ)に手を当てる。
  2. 口を開けて息を吸い込む(お腹にある手を押し返す様にお腹に意識を持って膨らませる)
  3. 鼻からゆっくり息を吐く(息を吸い込んだ時よりも時間を使う)

これを5〜10回繰り返しましょう♪

注意

コンサートや発表の前の緊張している時に、「あくび」が出る時は要注意です!!

あくびは一種の深呼吸で、呼吸が浅くなっていることによって脳内に満足に酸素が供給されていない、「酸欠状態」を引き起こしている可能性があります。

意識的に腹式呼吸による深呼吸を行い、酸素を積極的に取り入れましょう♪

まとめ

今回は【あがり症と呼吸の関係性】をテーマにリラックスした状態を作る

呼吸法の説明をしてみました♪

楽譜を読むこと、楽器を練習することも当然必要不可欠な要素ではありますが、

それ以前に、演奏するみなさん自身を整えていく必要性があります。

それはフィジカル(肉体)もメンタル(精神)も同様です。

両方ともトレーニングしなくても、どうにかなってしまうのかもしれませんが、

怪我に繋がったり、ストレスから楽器の前に立ちたくなくなってしまうことが

起こってしまえば、それは演奏寿命に直結してしまい、結果として演奏できなくなってしまう可能性があります。

そうならないためにも、日常的に自分自身をケアしてあげることを怠らない様にしていきましょう♪

次回は、呼吸が演奏に与える影響をテーマにお話ししていきます♪

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